大会長挨拶
 この度、日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会2020を令和2年10月25日(日)に長良川国際会議場・都ホテル岐阜長良川において開催させていただきます。
 本大会は、愛知県、三重県、静岡県、岐阜県の各病院薬剤師会が持ち回りで担当しており、病院薬剤師と大学教員、薬学生が一同に会し、研究発表を通して参加者が切磋琢磨し、薬学の知識・技能を向上させることで医療に貢献することを目的としています。
 本大会のテーマは「令和の医療を切り拓く薬学・薬剤師」としました。令和時代に入り、医療の進歩やチーム医療の推進など、薬剤師に求められる職能と役割の変化は著しく、必要とされるスキルも高まっています。一方では、薬学教育が6年制となり充実した臨床教育・実習カリキュラムが作成され、その教育を受けた薬剤師が臨床現場で活躍してくれていますが、さらなる教育・研究の充実が求められています。
 本大会のプログラムとしましては、一般演題の他、特別講演、がんや感染症といった専門領域に加え、入退院支援や教育・人材育成などのシンポジウム、東海薬学教育コンソーシアムによるFD講演など、創薬からチーム医療に至るまで、薬学が取り組むべき幅広い内容を予定しています。企業展示・機器展示も行いますので是非とも展示会場にも足をお運びください。東海4県の病院薬剤師、大学教員、薬学生など多くの方々にご参加いただき満足していただける大会にしたいと考えています。組織委員、実行委員などスタッフ一同、誠意をもって対応させていただきます。
 みなさまの積極的なご参加と活発なご討論をよろしくお願い申し上げます。
日本病院薬剤師会東海ブロック・
日本薬学会東海支部合同学術大会2020大会長
吉村 知哲
(大垣市民病院 薬剤部長)
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